■今を生きるすべての人へのファンファーレ
ミセスから新しい応援歌が発表されました!
自身初となドラマの主題歌に起用。
楽曲は「日曜の夜くらいは…」の主題歌です。
楽曲は表紙もキーも目まぐるしく変わり、それがいろいろなことがある人生の全てを表しているのではないか?と僕は感じました。
それでは考察していきましょう!

今日も唱える
限界?上等。やってやろうか。
愛を捨てるほど暇じゃない いつも All right All right
ここを乗り越えたら 楽になるしかない
冒頭いきなりですが、
ボーカルの大森さんは“ケセラセラ”について“なるようになる”という意味合いで楽曲を書いたとコメントを発表しています。
「なるようになるさ!」と今日も唱えるというのが、
この楽曲のサビで何度も登場します。
限界も上等。
その後にでも、“やってやろう”、“All right All right”、と考え、
“ここを乗り越えたら 楽になるしかない”と主人公は思います。
色々な応援歌の中で、諦めてもいいとか、背中を押してくれるとか、
様々な角度からのエールがありますが、
この楽曲は決して諦めないという気持ちと、その背中を押すというエールを大森さんが謳っています。
消えない胸のズキズキが
些細な誰かの優しさで
ちょと和らいだりするんだよな
負けるな
今日も踏ん張って
固めた殻で身を守って
また諦める理由探すけど、
生きている中では様々な困難にぶち当たります。
そんな時心を病んでしまう人もいます。
頭やお腹が痛くなって薬を飲むこともあるでしょう。
それでも治らない。
気付けば、職場の問題だったり、友達の問題だったり、
精神的なものだった事に気付くことがあります。
辛い時に“些細な誰かの優しさ”があると、心の支えになるることがあります。
ここではそんな様子がうたわれています。
諦めるための理由を探してしまうこともあるけど、
“負けるな”と、背中を押します。

今日も唱える
限界、上等。妬ましさも全部
不幸の矢が抜けない日でも All right All right
食いしばってる
でもね、
今日はちょっとだけご褒美を
わかっているけれど
私を愛せるのは私だけ。
生まれ変わるなら?
「また私だね。」
大サビのようなキーに転調して始まる1番サビ。
この曲はサビのたびに転調しますね~
歌詞は最初と一部同じです。
不幸が降り注いでも大丈夫と、励ましてくれます。
どんな不幸が続いても、ダメだと思った日でも、
自分にご褒美を与えてもよいのです。
歌詞にある通り、“私を愛せるのは私だけ”です。
現実世界でも、正直それが本当だったりします。
“生まれ変わるなら?”
主人公は誰かに尋ねて、自問自答します。
“「また私だね。」”
質問に対しての単純な答えだけでなく、
そう答えたいという理想が含まれていると、僕は考えました。
また私に生まれ変わりたいと心から思えるように、頑張って生きていきます。

繋がりは消えるわけじゃない
たまにがいい たまにでいい
ちゃんと大切だと思えるから
貴方の幸せを分けてほしい
悲劇の図鑑
私ってそう。
仕方ない程 自分よがり
大切な誰かとの繋がりは、決して消えるわけではないから、たまにでいい。
主人公はそう思っています。
確かに仲が良い友人とは、言葉を頻繁に交わさなくても繋がっているものです。
そういう人間の心の部分を歌っています。
“貴方の幸せを分けてほしい”
これは大切な誰かに対して放っている言葉でしょう。
主人公自身に降りかかる悲劇があまりにも多く、辛いと感じてしまう主人公は、
“悲劇の図鑑”という言葉で現状を表現します。
一方で、そう表現してしまうのって自分本位だなという感情もあります。

いいよもう 願うは「はじめから」
ベイベー 大人になんかなるもんじゃないぞ
ツァラトゥストラ
幼い頃は幸せだったという情景が浮かんできます。
今が辛すぎるゆえ、昔に戻りたい気持ちが伺えます。
“ツァラトゥストラ”とは、
古代ペルシアの宗教、ゾロアスター教のドイツ語訳とのこと。
主人公である孤独な哲人のことをツァラトゥストラと名付けた物語があるそうです。
大森さん、知識が化け物すぎませんか。。笑
もしかしたら、孤独な哲人という主人公が、まさにこの楽曲の主人公にあたるのかもしれません。
今日も唱える
何のせい?誰のせい?
勝てなくたっていい
負けない強さを持ちたい そうさ All right All right
乗り切ってみせる
主人公は自分自身を大丈夫、大丈夫と言い聞かせて鼓舞します。
誰かや何かのせいにして“勝てなくたっていい”と思っている反面、
“負けない強さを持ちたい”と考えています。
おそらく負けたくない気持ちが本心かと考えられますが、理想には程遠い現状があるため、
相反する2つの言葉が出てきてしまうのでしょう。
ここの“ケセラセラ”は楽曲の地声最高音ではないでしょうか?
突き刺すような鋭く通る声がとても魅力的ですね!

今日も言い聞かせる
不幸の矢が抜けない日でも All right All right
止まらないで居よう。
だから、今日は
ちょっとだけご褒美を
笑える日は来るから。
私を愛せるのは私だけ
生まれ変わるなら?
「また私だね。」
こちらも少しだけ歌詞が変わります。
今まで唱えてきた“ケセラセラ”。
なるようになるだろうと唱えてきたこの言葉は、本心ではなく、自分自身に言い聞かせているワードだったことがわかります。
ファンファーレ 喜劇的な「つづきから」
ベイベー 大人になんかなるもんじゃないけど
ケセラセラ
バイバイ 空っぽ器にヒビ
ファンファーレ 明日も「つづきから」
ベイベー 大人になんかなるもんじゃないけど
ケセラセラ
なるようになるのさ
ケセラセラ
楽曲を通して伝えたい、
辛い時でもきっと“なるようになる”ということ。
楽曲は壮大のオーケストラ音源と共に幕を閉じます。
■いかがだったでしょうか?
ミセスらしい壮大な音楽に、
人生の様々な困難や、それにぶつかった時の励ましを感じることができました。
カラオケで歌うにはとても難しそう・・・笑
今回もご覧いただきましてありがとうございました!!

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