【back number/アイラブユー】何気ない日常で感じる君への愛

■NHK連続テレビ小説「舞い上がれ!」の主題歌

今まで数々の恋愛の楽曲を出してきたback numberの”アイラブユー”という楽曲。

考察していきましょう!

公園の落ち葉が舞って
飛び方を教えてくれている
親切にどうも
僕もそんなふうに
軽やかでいられたら

横切った猫に
不安を打ち明けながら
ああ 君に会いたくなる

物語は公園から始まります。

主人公は落ち葉が舞う様子を見て、落ち葉が風に吹かれて自然と舞っているくらい、

軽い気持ちでいられたらいいのに…と思います。

何か悩みを抱えているのかもしれません。

ふと違う方向を見ると、猫が横切ります。

普通の人はなんとも思わないそんな猫に、自分の悩みを打ち明ける主人公。

そんな日常の何気ない1コマで“君に会いたくなる”

それくらい主人公は君のことが好きなのでしょう。

どんな言葉が 願いが景色が
君を笑顔に幸せにするだろう
地図なんかないけど歩いて探して
君に渡せたらいい

言葉や願いや景色、日常にありふれているモノだけど、君に渡すのであればなんだろう。

君が幸せになれるモノってなんだろう。

君との幸せという目的地まで辿り着くための地図。

こうしたらこうなる、みたいなことが書かれているような物。

そんなものは当たり前に存在しません。

ただ、歩いて=ゆっくりと探して、君が幸せになれるモノを渡せればいいと、

サビで主人公はそんなことを考えます。

偶然と運命の違いは
君の顔に書いてあって
人生の意味はいつか君がくれた
アメの中に入ってた

君のまわりに
浮かんだものに触れて
ああ 何を作れるだろう

君と出会えたことは偶然なのか運命なのか。

その答えは君の表情が物語っているのでしょう。

ここで出てくる“アメ”とは、ただの飴玉ではないと、僕は思います。

主人公に対する優しさや思い出、それらを包括したワードとして”アメ”と比喩しているのではないでしょうか。

君が生きている世界、触れているモノ。

それを間近で感じている主人公は、それらを見て、君のために何かできないかと考えているのでしょう。

どれも些細で頼りない決意で
僕の世界の模様は出来てる
お洒落ではないけど唯一のダサさで
君が笑えたらいい

主人公がしてやれることは“どれも些細”なこと。

そして、誓った言葉も“頼りない決意”

何もかもが完璧な、格好良くてお洒落な存在ではない主人公。

でも、そんな完璧でない中にあるダサい一面で、君が笑ってくれるような、

主人公と君はそんな関係性でありたい。と、

主人公の願いが歌われています。

僕の中の君
君の中の僕
きっと同じじゃないけど

駅前のパン屋と
踏切の閉まる音
ああ 君に会いたくなる

改めて文字で見ると違うということが感じることができる、“僕の中の君”“君の中の僕”

君に映ってい僕の姿と、僕が見ている君の姿は当然相違があります。

でも、お互いにとっての存在は、今まで出てきたような何気ない日常の中で会いたくなるような存在。

例えば、“駅前のパン屋”を見た時や、“踏切が閉まる音”が鳴る時。

日常の中で何気なく“君に会いたくなる”ということは、お互いが見えているお互いの姿が違っても、この想いだけは同じだ。

というように考察できます。

どんな言葉が 願いが景色が
君を笑顔に幸せにするだろう
地図なんかないけど歩いて探して
君に渡せたらいい

道のりと時間を花束に変えて
君に渡せたらいい

いつか一つになる時に、それまでの共に歩いた軌跡やかけてきた時間を集めて、君に渡したい。

そんな主人公の想いが描かれています。

■何気ない日常

いかがだったでしょうか。

あなたは、何気ない日常の中に潜んでいる幸せや、当たり前に過ごしている毎日こそが当たり前ではないことに、気づいていますか?

この楽曲をしっかりと聴いて、このブログを読んで、すこしでも前向きな人生を送っていただけたら幸いです!

今回もありがとうございました。

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