■ウエディングソングとして大人気の楽曲!
映画やCMともタイアップしている大人気のこちらの楽曲!
結婚式で流れる映像なんかにも使われていそうです。
僕が1番最初にこの楽曲を聴いたのは、アルバム発売直後だったので2〜3年前の話になります。
やはりまず気になったのは、楽曲名の部分・・・
その辺りを考えながら、考察していきましょう!
■喧嘩のシーンが最初のダイジェスト映像
主演はもちろん君で
僕は助演で監督でカメラマン
目の奥にあるフィルムで作る映画の話さ Ah
ピアノの音とともに始まるこの部分。
この楽曲は、主人公と彼女の物語をひとつの映画を撮るように様々なワードで比喩しています。
この映画の主演はもちろん君です。
このブログでは君のことを彼女と想像したいと思います。
主演の彼女の隣で映り込む助演は主人公。
そしてその姿を撮影するカメラマンも主人公。
この物語をまとめる監督も主人公であることが描かれております。
何よりポイントは“目の奥にあるフィルム”という部分ではないでしょうか。
さらっと聞くとよくわからないかもしれませんが、カメラマンである主人公はカメラを実際に持って撮影しているわけではないということがわかります。
主人公の目自体がカメラであり、当事者として起こったことを全て、主人公自身が目で捉えているということでしょう。
楽曲の流れ的にも、この最初の部分は、少し分けて考える必要があると感じます。
この部分は楽曲の登場人物や、楽曲そのものの解説です。
これを前提として、全体を見ていきましょう!
呆れていないでちょっと待って
きっと気に入ってもらえると思うな
ここまでのダイジェストを少しだけ見せるよ
この部分の最後に
“ここまでのダイジェストを少しだけ見せるよ”
という歌詞があります。
これより先は回想シーンのような、過去のシーンを思い返している内容になるということでしょう。
この1つ前のシーンの内容を彼女に話すと、くだらないと言って呆れられてしまったのでしょうか。
でも、きっと気に入ってもらえるはずだから、少しだけ思い出を思い返そうとします。
個人的に胸が痛むけれど
そのまま見続けよう
ごめんねと言って仲直りして手を握って・・・
最初に出てきたシーンが喧嘩のシーンです。
主人公としては少し胸が痛みます。
彼女が涙している様子を見て胸が痛むのでしょうか。
それとも、主人公自身が原因の喧嘩だったのでしょうか。
こんな喧嘩のシーンですが、一緒に思い出を思い返している場面なので、もちろん仲直りすることはわかっています。
この後に出てくる歌詞の中でも、彼女が笑うシーンが描かれています。
“喧嘩して涙を流したあとでも、謝って仲直りしてきたね”ということを伝えたくて、あえて喧嘩のシーンを彼女に見せたのではないでしょうか。
“握って・・・”の歌詞から、次の歌詞へと繋がる様子、
そして、そもそもこのシーンには続きがあることを想像できます。
写真にも映せやしないとても些細なその仕草に
どんな暗いストーリーも覆す瞬間が溢れてる
どれかひとつを切り取って
サムネイルにしようとりあえず今の所は
喧嘩の後の”彼女が笑うシーン”は見どころだよ!ということが伺えます。
誰かと付き合っていたり、大切な人がいたりすると、歌詞のような、
“写真にも映せやしないとても些細なその仕草”
というフレーズがなんとなくわかると思います。
たくさん写真を撮っていても、写真に映らないような、彼女の何気ないちょっとした仕草がとっても可愛かったりすると思います。
そんな仕草が、喧嘩の時に主人公が謝るきっかけになっていたり、
倦怠期や、なんとなく関係が悪化しそうな時でも覆してしまうようなポイントだったりすることが描かれています。
カメラで撮る写真には映せないから、ずっと隣で見ている主人公の目のフィルムで撮影して、サムネイルにしたいという歌詞です。
“とりあえず今の所は”というのは、これから死ぬまで一緒にいるとしたら、
必ずもっといいシーンが出てくることを想像しての歌詞ではないかと考えます。
■今回はとりあえずここまで!
楽曲が長く、しっかりと解説していきたいので、
今回はとりあえずここまで!
次回もお楽しみに!
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