【Saucy Dog/現在を生きるのだ。】第101回全国高校サッカー選手権の応援歌

■選手の背中を押す応援歌に起用!

今回はこちらの楽曲、Saucy Dogの”現在を生きるのだ。”を考察していきたいと思います!

この楽曲はタイトルにもある通り、第101回全国高校サッカー選手権の応援歌に起用されております。

12/28に開幕した全国高校サッカー選手権。

Saucy Dogらしく、選手たちの背中を押します。

■Saucy Dogらしい応援歌

出来れば笑ってこのまま最期まで
積み上げた日々には間違いはない
僕らを信じていたいと思える。今日も

選手の試合前の心情が描かれているように感じます。

自分自身に言い聞かせるように、心を落ち着かせ、今まで頑張って練習を積み重ねてきたことは間違いがないと。

今までの自分を信じたい気持ちが歌われているようです。

弱さと向き合う度
僕らは強くなったよな
「楽しい」だけじゃなくなってきたのは
本気で愛してたって証拠だよな

許し合う事で学んだ
愛はもっと自由で形がないから
悩ましいのだ

スポーツにおいての負けや辛い練習。

ただ楽しんでやるだけの日々ではなくなったことを、ここでは“愛してたって証拠”と、ポジティブに表現します。

時には仲間と喧嘩をしたこともあったかもしれません。

そんな時も“許し合う事で学んだ”とあるように、共に成長してきました。

何かを好きと言う気持ちには形がないからこそ、本当に好きなのかどうかわからなくなった時があったり、全てがうまくいっていた日々ではなかったり。

そんな複雑な心情の中も、主人公がある物事に真剣に向き合ってきたことが、描かれています。

さぁ自分らしく
走り出して行け
走り出して行け

繋げるのさ苦しくても
話し合っていけ
話し合っていけ

「大丈夫、大丈夫」
って言い聞かせて

ただ闇雲に頑張るのではなく、今まで通り。

“自分らしく 走り出して行け”

そんなSaucy Dogらしい背中を押してくれるメッセージです。

今までの頑張りをさらに先へ繋げるように、過去の自分をしっかり認めて“「大丈夫、大丈夫」”と言い聞かせながら頑張っていこうという想いが込められています。

自分自身に大丈夫と言い聞かせるという意図はもちろんですが、石原さんが頑張っている人に向けて大丈夫と言っているようにも見えます。

出来れば笑ってこのまま最期まで
挫けそうな時でもあなたがいた
ありがとうを伝えたい
照れ臭くて言えない

2番のAメロでは、今まで応援してくれた周りの人たちに感謝を伝えたい主人公の気持ちが描かれています。

辛く挫けそうな時でも、周りの大切なあなたがいてくれたからここまでやってこれた。

照れ臭くて今まで伝えてこれなかったけど、ありがとうを伝えたい気持ちがある。

ここで結果を残して、しっかりとありがとうを伝えたいと、考えているのでしょう。

間違いを許し合うたび終わっちゃいないのだと知り
あとどれくらい残ってんだ?ってライフを数えてたっけなぁ

振り向くな綺麗じゃなくていいよ
傷だらけでも「僕ら」は美しい!

奇跡や運命に未だ見ぬ未来を託すなよ
残された最後の時間でアニメやマンガじゃない
僕らは現在を生きるのだ

間違えた時に終わりだと感じてしまうのは人間らしいものですが、それを仲間同士で許し合えた時、”まだやれるんだ”、”まだやっていいんだ”と感じてきました。

自分で残りのキャパがわからないため、これでもう終わりだ・・・と何度も悲しみに暮れてきました。

そして、”綺麗じゃなくても美しい”という凄く素敵な内容。

綺麗は見た目や形が整っていることに対して、美しいと言うのは決して見た目や形が整っている状態を指すわけではないでしょう。

数々の試練を乗り越え、傷だらけになった主人公たちは、決して綺麗ではないかもしれませんが、頑張っている姿は美しいということを、石原さんは伝えたかったのかもしれません。

アニメや漫画のように奇跡を信じるのではなく、タイトルにもあるように現在を生きている自分自身と向き合うことが、歌われています。

この楽曲が伝えたい本質の部分でしょう。

さぁ自分らしく
走り出して行け
走り出して行け

限界を超えてまた
しがみついていけ
しがみついていけ

出来れば笑ってこのまま最期まで
積み上げた日々には間違いはない
僕らを信じていたいと思える。

今日も。

解説する必要もないくらい、ど直球な歌詞ですね!

1番と同じように、Saucy Dogらしく、主人公やこの楽曲を聴いているあなたの背中を押してくれます。

■楽曲名や歌詞の句読点の謎

楽曲名や歌詞の至る所に、句読点の。が含まれています。

句読点のあるところは、自分自身にしっかりと言い聞かせて納得をしている場面ではないかと考えました。

初めの“今日も”にはなくて、最後の“今日も。”にある理由も、歌詞をしっかりと通して読むと納得ができます。

現在を生きるのだ。にある、背中を押すような強いメッセージ。

句読点の。に意味を持たせることで、より深く考えることができました。

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